デザイン名刺では、皆さまのお好みに添えるよう、たくさんのテンプレートをご用意しております。ですが、完璧に「コレだ!」というものが見つからないこともあるかと思います。
もし「色がイメージと違う」「もう少し薄い色が良いな」という場合は、デザイン名刺ツールで簡単に調整できるかもしれません。
この記事では、デザイン名刺でできる「色変更のポイント」をご説明します。
色を変更するときは、カラーパネルを使用します。
色の指定方法には「用意された色から選択」「カラーピッカーで色を指定」「数値で色を指定」があります。
なお、透明度を設定することはできません。
パネルの【1】の箇所を使います。よく使う色をあらかじめセットしています。
クリックで選択します。
パネルの【2-1】【2-2】の箇所を使います。
色味を変えたい場合は【2-1】のスライダーを動かします。
「色の濃さ」や「鮮やかさ」を【2-2】をクリックして選択します。
パネルの【3】の箇所を使います。
数値で指定することはあまり無いかもしれませんが「他の箇所の色と合わせたい」「他の媒体(Webサイトや印刷物)」と合わせたい」という時には便利です。
※他の媒体と同じ数値に設定にしても、カラーモード・印刷機器の違いがありますので必ず同じ色になるわけではありません。
このカラーパネルには「HEX(初期値)」「RGB」「HLS色空間」という三種類の表現方法があります。(右側の上下矢印で変更できます)
他の箇所と色を合わせる場合は、一回でコピー&ペーストできる「HEX(初期値)」が便利です。
HEX:「#」と16進法の6桁で光の三原色を表します。左から2桁ずつ、R(Red)G(Green)B(Blue)の値を表しています。
RGB:光の三原色(RGB)の各値の強さを255段階で表現します。
HLS:色相 (Hue)、輝度(Lightness / Luminance )、彩度 (Saturation))を数値で指定します。Hは「0〜360°」、LとSは「0〜1」の範囲で指定します。
色を変更すると「何か違和感がある」「他の色と合わなくなった」ということはよくあります。
そうならないために、下記のやりかたで色を変更してみてください。
変更するのが一色だけなら、調和する色を見つけやすくなります。元々同じ色のところは連動して同じ色に変更してみましょう。【3】の数値をコピー&ペーストすると、簡単に同じ色になります。
元々調和している色合いから「色味(色相)」だけを変更すると、色の濃さや鮮やかさは調和したままなので、不自然になりにくいです。
下記のどちらかの方法で、色味だけを変更できます。
複数の色を変更する場合、輝度・彩度を同じ量だけ変更すると調和しやすくなります。
カラーピッカーを使用する場合は次のように操作します。移動する距離は、各色で同じくらいにしてください。
輝度:カラーピッカーで、選択点を上下に移動させます
彩度:カラーピッカーで、選択点を左右に移動させます
HLSを使用する場合は「L」「S」を変更します。元の数値からどれくらい変更したのか覚えておきましょう。
名刺の背景の色を変えると雰囲気ががらりと変わります。ぜひお試しください。
「背景色」ボタンから変更します。
文字などが読みにくくならないように、画面を見ながら調整しましょう。
塗り一色の背景以外も色を変更できる場合があります。
例えば下記の名刺の場合、「背景色」に重ねて「白の水玉模様」と「白のグラデーション」の画像素材を置いています。「背景色」を変えるだけで、他の色の柄背景になります。
テンプレート一覧で、色を変更できるテンプレートを絞り込むことができます。
デザイン名刺 テンプレート一覧(https://meishimeijin.com/t_list.html)で「条件を絞り込む」の「メインカラー変更」にチェックを入れてください。色を変更できるテンプレートだけが表示されます。
残念ながら、イラスト(画像)の色は変更できません。
しかし「メインカラー変更」で表示される下記のようなテンプレートは、イラスト部分の色を変更することができます。
これらのイラストは「透明度のある白い画像」です。「背景色」や「下層にある図形の色」が透けて見えています。背景色や図形の色を変更すると、イラストの色が変わったように見えます。
「色合いは良いけど印象が強すぎる」という場合は、半透明の画像素材を利用して、色をうすくすることができます。
半透明の画像素材を利用して、全体的に薄い色にすることができます。
白のパーセントが高くなるほど白さが増しますので、お好みの濃度を選んでください。
半透明の画像素材を利用して、グラデーションをかけることができます。
グラデーションの幅によって印象が変わりますので、色々お試しください。
デザイン名刺での色の変更のポイントをご説明しました。
少し色を変えただけでも、名刺の印象はガラッと変わります。テンプレートにひと手間加えて、お好みの色の名刺を作ってみてください。
お手軽な名刺も、こだわりの名刺も。名刺作成・名刺印刷は名刺名人をご利用ください。