名刺の歴史【ヨーロッパ編】
お久しぶりで御座います。
以前の【中国編】は如何でしたでしょうか。
小話として使用する機会は御座いましたか。
今回は予告通り【ヨーロッパ編】となります。
さて、名刺といえばヨーロッパが起源と思っていましたが
実は中国が起源でしたね、と言うのが以前でした。
ヨーロッパで名刺が初めて使われたのは16世紀のドイツと言われています。
中国と同様、訪問先が不在時に自分の名前を書いたカードを置く用途で使用されていたそうです。
そうなんです、実はヨーロッパで初めて使用されたのはドイツです。
しかも16世紀なので中国と比べると何世紀も後の話なります。
みなさまの予想は当たっていましたか。
ちなみに私はイギリスと予想していたので外れてしまいました。
ドイツといえば、車大国、アウトバーン、職人気質、真面目な国のイメージです。
紳士の国と言われているイギリスでスーツを来た人が名刺交換をするイメージだったのですが
違ったようですね。
その後、17世紀から18世紀頃に社交界で貴族の中で流行するようになったそうなので
イギリス含めヨーロッパ全土で使用されるようになったかと思われます。
当時は、現在のようにシンプルな物でなく、派手な物だったようです。
具体的には、トランプの裏側に自分の名前を書いたものだったり
銅版画を入れた華やか図柄を入れたものなどがあったそうです。
社交界の必須アイテムとして流行していたらしく
現在とは異なるもののマナーや使い方・約束事は決まっていたそうです。
現在ヨーロッパでは、あまりビジネスの場では名刺交換はされていないようです。
その証拠にヨーロッパの名刺交換を検索したのですがほとんど記事がなくざっくり欧米の紹介が多かった程です。
少し載っていたヨーロッパの名刺交換の情報ですが、国によって異なるようですが
外国人に合わせてる・パーティ・目上の方等、どちらかというと渡したいから渡すというパターンが多そうでした。
ちなみに欧米では、連絡先を伝えるツールとして名刺を使用されていて
連絡先を教える必要性を感じなければ名刺交換はしないようです。
ですので名刺交換を行う際も商談の最初にするわけでなく途中で行いますしメモをされたり受け取った名刺はポケット等にすぐ入れられるそうです。
ドラマなどでよく名刺交換からではなく握手から入っていますがあれがスタンダードなマナーのようでした。
さて、名刺に興味は持って頂けましたでしょうか。
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