デジタル箔加工について

「データ入稿名刺」のオプションとして「デジタル箔加工」をご用意しています。

デジタル箔加工とは、オンデマンド印刷機でモノクロ印刷されたトナーの上に箔加工を行ない、その後追い刷りすることで、金・銀の表現が可能となります。 新技術の導入により箔印刷がお求めやすい価格でお客様にご利用いただけます。

何とぞ、ご用命、ご利用のほどお願い申し上げます。

デジタル箔加工のご注文の流れ|データ入稿名刺

基本的には「データ入稿名刺」の注文の流れと同じになります。
データ入稿名刺のご注文の流れ

「STEP 3」の「ご注文内容選択」画面で「印刷面」「用紙の種類」を選択後、「デジタル箔加工」の項目でご希望の加工をお選びください。
(デジタル箔加工のカラーには「つや金」「つや銀」の2種類をご用意しています。)

こちらよりご希望の加工をお選びください。

ご注文時の注意点

デジタル箔加工のオプションのご注文時には、下記の点にご注意ください。

裏面に印刷はできません

デジタル箔加工のオプションは、片面印刷のご注文となります。裏面に印刷はできません。
(例:表面に箔加工・裏面にカラー印刷も対応不可)

対応用紙

デジタル箔加工のオプションに対応している用紙は、下記の用紙のみとなります。
他の用紙にはご利用できません。

  • コート180kg
  • マット180kg
  • コート220kg
  • マット220kg(再生紙)
  • エスプリW
  • OKマシュマロCoC
  • OKマシュマロCoCナチュラル

対応部数は500部まで

デジタル箔加工のオプションの対応部数は500部までとなります。
501部以上ご希望の場合には納期のご相談となりますので、ご注文前にご相談ください。

対応納期

デジタル箔加工のオプションをご利用の場合、1営業日追加となります。

デジタル箔加工印刷のデータ作成時の注意点

デジタル箔加工はデータ入稿名刺のみの対応となります。
デジタル箔加工のデータ作成時には、通常のデータ作成に比べて注意点が多くなります。必ず下記の注意点をご確認の上でデータの作成を行なってください。

対応アプリケーション

デジタル箔加工印刷の商品の入稿データの種類は「イラストレーター」のみの対応となります。ご了承ください。

  • 「印刷用」のデータと「箔加工用」のデータを、レイヤーで分けて作成したデータが必要となります。
  • 「印刷用」のデータは「CMYK」、「箔加工用」のデータは「K100%」で作成してください。
  • PDF形式でのご入稿はできません。ご了承ください。

データ作成時の注意点

イラストレーターで作成時の注意点を記載しています。必ずご確認の上、作成してください。

  • カラー印刷は「CMYK」で印刷を行ないます。あらかじめデータのカラーモードは「CMYK」で設定してください。
  • 「印刷用」のデータと「箔加工用」のデータを、レイヤーを分けて作成してください。
  • 「印刷用」のデータは「CMYK」で作成してください。
  • 「箔加工用」のデータは「K100%」で作成してください。
    (K100%で作成されていない場合、箔が正しく反映されません。不透明度やグラデーションで濃淡をつけたデータは印刷不可となります。)

デジタル箔加工印刷のデータ作成のポイント

デジタル箔加工印刷の商品は、箔加工印刷を行なった後に、上からCMYKで追い刷りという方式で仕上げる商品になります。
そのため、箔の上にCMYKを重ねて印刷することも可能で、色の組み合わせ次第ではいろいろな表現も可能です。
但し、想定した仕上がりと異なる仕上がりとなる場合があります。
イメージ通りの仕上がりにする為にも、下記の点をご確認の上、作成してください。

  • 箔加工カラーには「つや金」「つや銀」の2種類をご用意しています。ご希望に応じてお選びください。
    (一つの注文に対して「つや金」「つや銀」のいずれかでのご対応となります。両方を同時に利用することは出来ません。)
  • 箔加工印刷は片面印刷の商品です。その片面の中であれば、ロゴ1つでも1文字でも全体的に箔加工が多くても同料金となります。
    つまり全面に箔加工印刷することも可能です。また抜きの文字も可能ですが、サイズによっては正確に再現できず、かすれやすい傾向にあります。
  • 細い線は正確に再現できず、かすれやすい傾向にあります。
  • 箔とCMYK印刷は別々の印刷工程となるため、1mm程度のズレが生じます。厳密な位置合わせが必要なデザイン、ズレを想定していないデザインはお控えください。
  • あえて箔とCMYKを重ねるデザイン以外は、両デザインがなるべく重ならないようなデータ作成をお願いします。
  • 箔の上から印刷するCMYKの濃度によっては、箔の輝きが低減されるため、仕上がりのイメージが異なります。
    特に濃い色を重ねた場合、箔の光沢を打ち消してしまう場合があります。ご注意ください。
  • ズレの発生を回避したい場合は、全面に箔加工することも可能です。(ただし、用紙に対して全体的に箔の光沢感が出ることとなります。)
  • 箔加工印刷後にCMYK印刷を行なう為、箔押しのように箔が上に来ることを想定したデザインの場合、意図した仕上がりになりませんのでご注意ください。
    背景の上に箔がのるように見せるデザインをご希望の場合、全面箔の上に抜き背景をのせることで、近い表現をすることも可能です。
    但し箔の上に背景を印刷していますので、背景は箔の影響を受けたものとなります。

その他の注意点について

上記以外の印刷の部分に関しては、基本的には通常のデータ入稿と注意点は同じになります。こちらも参考にデータの作成をお願いいたします。
データ入稿名刺-Illustratorの注意点